2004-01-01から1年間の記事一覧

図書館で

じいさんが館長呼べやウラー、って騒いでた。それは嘘だけどニュアンスは同じだ。でしばらくするとお偉いさんっぽい人が三人くらいワラワラ出てきてその中の一人が、こちらが館長です、なんつって紹介されていた。 私は思った。「一人で出てこいや」。 事情…

『さらば愛しき女よ』 レイモンド・チャンドラー

フィリップ・マーロウみたいな男になるんだもん。 よくよく考えればそれもどうかと思うのだけどそんな風に思ったのも事実で今でも彼のようなダメ中年に憧れていたりする。ダメっつっても心底ダメなわけじゃないのだが。 で、憧れている割には『長いお別れ』…

『ボウリング・フォー・コロンバイン』 マイケル・ムーア

『華氏911』が公開中なご時世ですが遅まきながら『ボーリング・フォー・コロンバイン』を観た。 DVDを借りて観たのだけど、それ自体に傷があったのか、ハードに問題があるのか、たびたび映像が固まって集中できなかったのが残念だ。それでもPCで観た…

北斗

昨日今日とラオウを昇天させてやりました。 昨日は緑で28、今日は白で23。 めずらしいので記録しておく。 しかし、それでもさほど懐に変化がないのはどうしたわけなのか納得がいかない。 もちろんそれはラオウ昇天までにこちらもリアルに昇天しかかって…

『チルドレン』 伊坂幸太郎

直木賞だかなんだかの候補にもなった一作を含む短編集。というつもりで読んだんだけど、確かに短編集なんだけど、どれも繋がっているねえ。 相変わらず軽い文章を描いている。言葉とか展開とかはやっぱり気が利いているのだけどさらさら軽い。読後ドッとくる…

花火

今さっき昼飯を食していたらばポンポンという音が空から聞こえてきた。 そうか今日はニコタマで花火があるんだっけ。そしてビール。そして人ごみ。 できれば間近で観たいものだがああも人がたくさんいると納涼でもなんでもなくてただ暑苦しい。電車も道も混…

『ボトムズ』J・R・ランズデール

田舎を舞台にした少年のプチ冒険物語。なんかを読んだり観たりするといっちょまえに郷愁を感じたりするのだけど、はて、僕は田舎暮らしなど経験したことのない生粋のシティボーイなんだがどういうことであるのか。 この小説を読んでそんな風に思った。度々思…

『みんな元気。』(新潮9月号)舞城王太郎

相変わらずファンタジーというか妄想炸裂気味の本作。 空飛ぶ一家が登場する。七つの?竜巻を伴って現れた空飛ぶ一家の家はその竜巻の上空、先にありその様はまるで天空の城ラピュタのよう。彼らの息子と、妹を強引に交換された主人公の少女らの一家。パパは…

オリンピックサッカー 日本vsパラグアイ

はやくも崖っぷち。というかそもそもこのグループに入った時点で崖っぷちだったのだろうか。 那須には度肝を抜かされた。なでしこジャパン初戦の得点シーンもなかなかしょぼいというかあっけないものだったが得点したのは日本だった。そしてその一点で勝った…

私はむしろ逆で

笑いの中には瞬間的なものとそうでないものがあってそれはわかるものとわからないもの或は考えてしまうものと言い換えることができる。 このそうでないもの、日常的には笑いには繋がりにくくてただただ周囲を困惑させるだけのことが多いのだが、ことTVの中…

『スズメバチ』

テレ東。タイトルは『スズメバチ』。とくればB級パニックムービーに決まってるだろうが。 なんらかのウイルスで突然変異した殺人スズメバチの大群が住民を襲う。 きっとそういうものだろうと思って観たのだがまるきし違った。 倉庫にノートパソコンを盗みに…

アジアカップ 日本vsバーレーン

決定的チャンス、というものを8:2くらいでバシバシ外していく、というのがアジアサッカーだと思っていたんだけど、このゲームはわりと決めていたように思うが気のせいだろうか。 まあ鈴木も玉田もしっかり外していたわけだが、バーレーンは、あっ、ってい…

エロ>その他

GANTZを読んだ。 なにやら人気があるようであるから読んだのだけど本当のところはどうなんだ。昔は漫画界の趨勢なんぞがっちり把握していたつもりだったのだけどもう駄目ねえ。手を広げすぎたからなのか、人気作品がバラけてきたからなのか。時が経てば経つ…

『奇術師』クリストファー・プリースト

幻想文学大賞受賞、ということらしい。 ふーん。 で、幻想文学って何? なぜ自分がこの本を読もうと思ったのか今となっては謎なのだけど、とにかく読んだ。ガーッと一気読み。一気読みできるくらいに面白いということなのだろう。まあ僕はミステリ好きだしね…

ワコール 感じるブラのCM

にでている娘がよい。 みさきゆう。 ちょっと困った状況です。ピンチです。 でも今日は笑顔で乗り切れそうな気がします。 と舌っ足らずな調子で連日僕に向かって訴えかけてきます。

『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』 

映画版『ハリー・ポッター』と『ロード・オブ・ザ・リング』は僕の中でライバル関係にあるのだけど、白状してしまうと僕は『ハリー・ポッター』についてなにも知らない。主人公の名前はハリー・ポッターで魔法使いになるための学校に通っているらしい、とい…

『ニューヨーク1997』『エスケープ・フロム・L.A.』

『NY』 全域が脱出不可能の監獄と化したNYへ大統領専用機が墜落する。そこへ伝説のアウトロー、スネーク・プリスケン(カート・ラッセル)が囚人としてやってくる。スネークは罪の免赦を条件に大統領救出を依頼され単身NYへ乗り込むこととなる。タイム…

カート・ラッセルを堪能

この人、なんだかすごく観ているような気がするのだけど、いまいち出演作が頭に浮かばないので検索したらばやっぱりそれほど作品を観ているわけではなかった。『テキーラ・サンライズ』『バック・ドラフト』なんかは観たな、という程度。もしかしたら江口洋…

『ゴースト・オブ・マーズ』

わからないものに対して人びとがとる行動としてわからないから攻撃するというものがあるようですが僕の場合はあまりそういうことにはならなくて概ねそれは自分はもしかして馬鹿なんじゃないかということになるなる。日々苦しんでおります。 『ゴースト・オブ…

なにかよろしい新作映画はないかしらとゲオ(GEO)に寄ったらばレンタル一本80円という狂ったキャンペーンがこっそり行われていたので焦って4本借りてきた。あまりいっぺんに借りると観ない可能性があるのでこれくらいが丁度いい。 『マッチスティック…

『天才マックスの世界』

監督:ウェス・アンダーソン。 中原昌也の『エーガ界に捧ぐ』(たぶん)でえらい賞賛されていたので観た。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』の監督ということでそこそこ期待できたわけだが、これ、近所の中途半端なレンタルビデオ屋には置いてない。というこ…

がわかる本 町山智浩

『2001年宇宙の旅』というと、雑誌なんかで特集される著名人のアンケートなんかではもれなくベスト10に挙がるような名高い作品なわけだが、それを目にする僕の思いは、ホントかよ、というものであった。 たしか通して観たことがあるはずだ。つまらなか…

後悔。 それはマイライフにはなくてはならない言葉である。 先日観たテレビで、明石屋が「後悔っていうのは素敵なことなんやで」みたいなことを云っていて、それを云われた女性が感激したとかなんとかやっていたのだけど、はたしてそれを観た僕が感激したか…

最近の読み本

阿部和重「インディヴィジュアル・プロジェクション」 ブックオフにいつもあるんで(100円)どんだけつまらねえんだと思ってたんだけどなんだ面白いじゃないか。 チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」 イーサン・ホーク、グウィネス・パルトロウ、デ・…

ああ。なにもやる気がおきない。 なぜなのだろうか。それはきっと雨のせい。梅雨のせい。 道往く女の子の髪が風に吹かれても、重い。輝きがない。 悲しくなりました。 きっとそういうことなんだと思う。それは嘘で、ほんとは食べ過ぎたのだ。 7時にカレーを…

EURO2004 イングランドvsスイス

前試合で悪夢を味わったイングランド。その影響はあるのか。というのが懸念されていたのだけど、3−0の完勝でやれやれというところ。 フランス戦、ロスタイム3分で2点与えてしまったものの、それまでの90分間はフランスの、アンリ、トレゼゲ、ジダン、…

シンセミア(上)

をようやく読了。あと半分か。 出てくる奴が軒並みろくでもなくていい感じだ。 フィストファックはしたことないな。楽しいのかそれ。

EURO2004 フランスvsイングランド

フランス2―1で勝利。同グループのスイスとクロアチアは引き分けたため現時点でイングランド、グループB最下位。 なんていうか僕が眠かったからかなんなのかしょっぱい試合だった。ほぼ見せ場なし。フランスは攻めこそすれど分厚いイングランドの守りにこ…

アイロニー?

Oka-Chang。 この人、どうも元モデルさん(今は芸者らしい)ということらしいいのだけど、もちろん僕は知りませんでしたそんなこと。表紙やプロフィールの写真を見ると、うん、どっかで見たことあるかもね、というようなモデル顔なんだけど、さあどうなんで…

EURO2004

が始まった。なので地上波でやるのをチェックしておく。TBS系で放送。 予選ラウンド 6月12日(土)深夜0:55〜 「ポルトガルVSギリシャ(開幕戦)」 14日(月)早朝3:35〜 「フランスVSイングランド」 14日(月)深夜0:55〜 「デン…