正月なんて暇なオレは

 本を読むのです。
 池上永一シャングリ・ラ
 リリー・フランキー『東京タワー』
 を買った。
 『東京タワー』は帯の福田和也の文句で気にはなっていたんだけど、それから異様に売れ出してなんだか読む気が失せていたわけで、その辺、天邪鬼気質をちらつかせつつ、やっぱ読む。
 『シャングリ・ラ』は書店の”本年度ベスト”なコーナーで目に付いた代物。今読んでるんだけど、どうも未来東京を舞台にしたSF、なのかな。ミステリでもあるらしいし、なんかトンデモネエ話な匂いが漂っていて期待大。設定がなんとなく古川日出男の『サウンドトラック』を思い出させるが、アレは良かった。こっちはどうだろう。
 あとは文芸誌に何本か載っている舞城王太郎のやつが気になる。特に『ディスコ探偵』の続編は待ち焦がれた一品。面白くない。わけがない。気がする。
 遅読のオレは、これで正月は万全。ちなみに遅漏気味です(←オナニーのやり過ぎです。みんな気をつけて)。