book

『奇術師』クリストファー・プリースト

幻想文学大賞受賞、ということらしい。 ふーん。 で、幻想文学って何? なぜ自分がこの本を読もうと思ったのか今となっては謎なのだけど、とにかく読んだ。ガーッと一気読み。一気読みできるくらいに面白いということなのだろう。まあ僕はミステリ好きだしね…

がわかる本 町山智浩

『2001年宇宙の旅』というと、雑誌なんかで特集される著名人のアンケートなんかではもれなくベスト10に挙がるような名高い作品なわけだが、それを目にする僕の思いは、ホントかよ、というものであった。 たしか通して観たことがあるはずだ。つまらなか…

最近の読み本

阿部和重「インディヴィジュアル・プロジェクション」 ブックオフにいつもあるんで(100円)どんだけつまらねえんだと思ってたんだけどなんだ面白いじゃないか。 チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」 イーサン・ホーク、グウィネス・パルトロウ、デ・…

シンセミア(上)

をようやく読了。あと半分か。 出てくる奴が軒並みろくでもなくていい感じだ。 フィストファックはしたことないな。楽しいのかそれ。

アイロニー?

Oka-Chang。 この人、どうも元モデルさん(今は芸者らしい)ということらしいいのだけど、もちろん僕は知りませんでしたそんなこと。表紙やプロフィールの写真を見ると、うん、どっかで見たことあるかもね、というようなモデル顔なんだけど、さあどうなんで…

渋谷のブックファーストに寄って気になる新刊をリストアップ。 福田和也「イデオロギーズ」ISBN:4103909099 阿部和重「映画覚書 Vol.1」ISBN:416365920X 後藤繁雄「くろい読書の手帖 」ISBN:4902080036 西加奈子 「あおい」ISBN:4093861374 リチャード ヘル …

サムライチャンプルー第2話を観て、もしかしてこれはダメなのかもしれない、と思ったのは僕ですけど、まあでも画はいいわけで、問題は脚本なわけで、展開なわけで、そんな凡庸なと思ったのは僕だけではないみたいですけど、そんなみんなは「STUDIO VOICE」…

アヒルと鴨のコインロッカー

伊坂幸太郎。 ああやっぱり伊坂幸太郎はよいなあ。 「陽気なギャングが世界を回す」「重力ピエロ」と読んで、この人はうまいなあ、と思ってたんだけど、今回もハズさなかった。「陽気なギャングが世界を回す」では、出来すぎているくらいうまい、それゆえか…

F REGENERATION瑠璃

バイクに乗ってって雨が降ってきたので、近くのブックオフに駆け込んで漫画本を読んできた。歩いてる時は小雨なのにバイクに乗り出すと雨の勢いが増すというのはどういうわけなんだろうね。数時間のうちに三度も同じ目に遭うとさすがになんかの呪いなんじゃ…

ハードロマンチッカー 

グ スーヨン「ハードロマンチッカー」。 このグ スーヨンって人なんでも多才というかいろいろやっている人らしくて、はてなのキーワードを見てみるとわかるけど、もともとCMディレクターで映画監督やら作詞やらもやってるんだって。 鼻血を出した金城武の…

ウハウハ

松本光春「アフィリエイトではじめる!ホームページウハウハ副業生活」。 ”ウハウハ”。 ええ言葉や。俺の人生にその言葉が輝きをもって現れる日がくるのかね。 エロサイトしか思いつかねえ俺の屑脳をなんとかしたいよほんとに。

読み本

二ノ宮知子「天才ファミリー・カンパニー」 ギャグが少ない。そこだけが不満。弟が謎だらけ。 二ノ宮知子「平成よっぱらい研究所」 よっぱらいとは幸せな生き物であることよ。ここまで酔えるとは羨ましい。 ISBN:4396380135 矢沢あい「Paradise kiss」 「ご…

追いつかねえ

群像2004年5月号掲載の陣野俊史「文学の『前衛』のために ― 舞城王太郎論」を途中まで読んだ。というより途中で読むのを止めた。この中で「好き好き大好き超愛してる。」について語られていて僕はそれを読んでいなかったようで(途中までしか)話につい…

明日の私へ

本日も図書館へ。 雑誌コーナーをふらつき「デザインの現場」「ユリイカ」なぞパラパラめくる。 「デザインの現場」はタイポグラフィの特集。特にめぼしい情報はない。フォントなんて使ってみねえとわかんねえな、ということで次。 「ユリイカ」は躁鬱病の特…

漫画ばかり読んでるな

宮崎駿「風の谷のナウシカ」を読んでいる。 読んでいる、と云っておるのだから漫画のほうだ。全7巻。とりあえず5巻まで読んだぞ。 面白い。アニメのは途中で終わってるんだよ。などといった話はちらほら耳にしていたのだが、実際読んでみると、面白いとい…

小学生日記

hanae*。 叫べ。 泣け。 絶句しろ。 なんかほとばしってますよ。 子供は誰しも天才であるなんたら、という文句を聞いたことがある。確かにすでに子供ではない僕からしてみれば彼らの発想は行動は突飛で面白い。ただ子供等が皆天才であったとしてもそれを表現…

最近の読み本

荒川弘「鋼の錬金術師」1〜3 誰だ4・5巻持って消えた奴は。アニメやってるらしいのな。 黒田硫黄「セクシーボイスアンドロボ」1 やっぱ独特よね。この人はもっともっとすごいものを描きそうな気がする。というか描けると思うから描いて欲しい。 岡崎京子「…

借り本

福田和也「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 2」 町田康「パンク侍、斬られて候」 チャック・パラニューク「チョーク!」 セックスより気持ちいいことなんてこの世にあるのか? アメリカ文学界のホープが描く、型破りで切ない、愛と友情とセックスと親子…

BANANA FISH

吉田秋生。 なんかところどころ画が大友克洋っぽくね。と思った。

シガテラ1〜2巻

古谷実。 ギャグがちょっともどってきた。このいじめられコンビを見ていると、すぎむらしんいち「超・学校法人スタア学園」を思い出すなあ。

パッキャラ魔道

著者:舞城王太郎。 最近の彼の作品の中では読みやすくて好き。

夜更けのエントロピー

放置していた、ダン・シモンズ「夜更けのエントロピー」を読み始める。 タイトルが素敵なもんで借りてきたんだけど、その響きと内容の落差が激しい。全部死人の話じゃないだろうなこれ。暗いよ。恐いよ。

パッキャラ魔道

行きの電車のなかで「パッキャラ魔道」を、帰りに陣野俊史の評論『文学の「前衛」のために』をそれぞれ読了。どうでもいいけど、ぼくもずっと「パッキャラマード、パッキャラマード」と歌ってた。正しくは「パッキャマラード」だったのか。http://d.hatena.n…

のだめカンタービレ

1〜8巻読破。 線が細く、羽海野チカや矢沢あいのようなインパクトは感じられないが、そのぶん抵抗なく読むことが出来た。ギャグとドラマのバランスがいい。先日読んだ「ハチクロ」ほどのギャグラッシュはないが、演奏シーンの盛り上がりは「ハチクロ」には…

四季 冬

著者、森博嗣。 感想の推移報告:[序盤]わからない→[中盤]やりやがった→[終盤]やっぱりわからない 僕の感想は、わからない、という言葉で済ませることがとても多いのだけど、それは大抵どう表現していいのかわからない、ということで、理解できない、という…

本屋大賞2004

http://d.hatena.ne.jp/d-sakamata/20040413#p2 http://best1.webdokusho.com/index.html 1位 『博士の愛した数式』 小川洋子 202点 2位 『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫 148点 3位 『アヒルと鴨のコインロッカー』 伊坂幸太郎 111点 4位 『永遠の出口…

モンスーン

著者、寸。 福田和也氏が著書で、「町田康氏がパンク・ロックの生理を日本の書き言葉に持ち込んだとしたならば、寸氏はヒップ・ホップの生理を文章に持ち込んだ」というようなことを云っていたと思うのだけど、それを読んで、ああなるほどね、と思うのも事実…

ハチクロ

「ハチミツとクローバー」5巻まで読んだ。 森田の扱いが現実味に欠け、それを今後どう処理していくのか、ギャグとして流すのか、シリアスな展開に結びつけるのか、気になるところだが、それ以外はとってもいい。特にコミカルな部分なんかいちいち僕のツボで…

年を歴た鰐の話

原作:レオポール・ショヴォ、翻訳:山本夏彦。 山本氏が「『無意味(ナンセンス)』といふ武器で、近代の知性に挑戦して、読者を自在に翻弄している」とショヴォを評しているそうだが、なるほど僕も翻弄されてしまった。 面白いとかつまらないとか、そうい…

ハチクロ

羽海野チカ「ハチミツとクローバー」一巻を読んだ。 面白い。コロッケが食いたくなった。コロボックルが気になった。まだ"ハチミツ”と”クローバー”の意味がまったくわからない。