追いつかねえ

 群像2004年5月号掲載の陣野俊史「文学の『前衛』のために ― 舞城王太郎論」を途中まで読んだ。というより途中で読むのを止めた。この中で「好き好き大好き超愛してる。」について語られていて僕はそれを読んでいなかったようで(途中までしか)話についていけないからだ。それじゃあ読みましょうということで図書館に行って読むわけだがどういうわけだか「私たちは素晴らしい愛の愛の愛の愛の愛の愛の愛の中にいる。」を読んでしまった。間違えた。なんか紛らわしいんだけどタイトルが。これは読んだことがあるやつだ。それでもあれっあれっと思いながらも読みきってしまった面白い。ついでに愛媛川十三の「いーから皆密室本とかJDCとか書いてみろって。」も再読面白い。今度こそほんとに「好き好き大好き超愛してる。」を読むのだと思って探したらば貸し出し中だった。予約。この際だから全部読んじゃいましょということで未読であった「スクールアタック・シンドローム」を読む面白い。あーでもないこーでもないもしやこうなのかやっぱちがう。主人公の思考のグダグダ感。
 あとは「en-taxi」と「ファウスト」のやつを読まなければ。どっちも図書館には置いてないな。うーんどうしたものか。買う気はサラサラないんだけど。

 さらに、

新潮6月号に短編『矢を止める五羽の梔鳥』が掲載予定!
 ケムリズム

だって。