『湖中の女』 レイモンド・チャンドラー
イイ!!
もうマーロウにやられっぱなしの状態である。
森博嗣のミステリに慣れた身としては謎解きが曖昧に感じられるんだけどもうそんなことはどうでもいいわけでいっそミステリじゃなくったっていいわけでただただマーロウのさばきっぷりに惚けるのみだ。
しかしこの男、状況を問わず酒を飲んでいる。オフィスでグビリ。車中でグビリ。そんなのを読んでいるとこちらも飲みたくなってくるのは当然でその欲求には抗いがたいのでこれから読むときは夜に限定しなければならないなとゆるく決意した。今は夜中なのでもちろん飲んでいるゲフー。
ちなみに僕のマーロウは『ロング・グッドバイ』のエリオット・グールドで決定している。どう取り繕ってもヨレヨレな感じがピタリだ。