『グアルディア』 仁木稔
- 作者: 仁木稔
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/08/25
- メディア: 単行本
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正月以来細く読みつづけてきたがようやく読み終えた(二月終わり)。
2回の貸し出し延長。そこで半分。また借りてやっと。
二ヶ月程かけてダラダラ読んだからといって別に糞つまらんというわけではない。面白いと云えなくもないようなでもなんか面白くないような微妙な感触で感想にも困る代物。近未来のラテンアメリカを舞台にした物語で世紀末っぽくって汚染地帯とかあって科学が超兵器みたいな扱いで遺伝子がどうしたこうしたで不老不死な奴とか千里眼な女の子とか無敵の怪物に変化しちゃう奴とかが出てくるお話なのだが、そういうビタイチ現実味のない話ってどうも苦手なようですオレ。まあ設定がそんなでも人物にわかるとこがあればなんとかついていけるんだけど生憎どいつもこいつもよくわかんなかったな。美少女とか美青年とかテンコモリなアレなので作者もアレな方向を目指していたのだろうか。というわけでアニメ化するなら観てもいい。という逃げの感想。