「テキサスの懲りない面々」を図書館に予約中。明後日には読み始めることができるだろう。それまでに「モンスター・ドライヴイン」と「ビル・ゲイツの面接試験」をやっつけちまう予定。金がないと読書がはかどるねえ。これはある意味幸せなんだろうか。金があって読書がはかどらない、金がなくて読書がはかどる。どちらかを選ばなければならないとしたら、迷うことなく金がある状態を選ぶ僕にしてみれば、幸せとはとても思えない。金があるなら本なんか世界からなくなってもまるで構わないとすら云える。世の中には金持ちのインテリという人種が僕の見えないところ(見ないようにしてるだけかもしれない)に少なからず存在しているようだけど、僕はきっとそうはなれないだろう。金があれば知識など欲しないはずだ。かといって日々何をして暮らすのか想像もできないけど。セックス?パーティ?ギャンブル?彼らはもっと楽しいことを内緒でしているんだろうね。それ以前に金持ちにすらなれそうもないし、インテリになるのも険しい道だ。すでに大幅に出遅れている。隣といわず、見渡す限りの芝が青々と光り輝いて見える。それでも何者にもなれそうもないなどとは云わない。貧乏な馬鹿者にはこのまま順調にいけばなれるだろう。今がまさにそうなのだから苦労はいらない。おおっ、なんてこった。そんなものにはなりたくない。しかし、貧乏と馬鹿はなかなか相性がいい。簡単に、どちらか一つにさよなら、というわけにはいかないナイスコンビだ。どちらも僕の手をがっしり握って離さない。僕らは仲良く手をつなぎ円を作っている。しかし、なんとかしてこいつらのつないだ手を引き離さなくてはいけない。お前らとはもう遊んでやらねえよ。そのための一手として本を読む。だがそれがランズデールって、馬鹿に拍車がかかってないか。まあ面白いからいいけどね。最弱パーティのマーチは続く。