ランズデール「罪深き誘惑のマンボ」読了。
うーん、こりゃいよいよハップ&レナードにハマってきたな。近日中にシリーズ全タイトルを制覇することになるのは疑うべくもないだろう(といっても今月いっぱいくらいはかかるかな。僕は遅読だ。ついでにいえば幸か不幸か遅漏でもある。自分でやる分には早いんだが・・・)。問題は僕の手元に次の在庫がないということだ。万年金欠でピーピーいっている身としては正規の値段で買うなんて自分のナニを自分でしゃぶるくらいの離れ技だ。これまでの二冊は贔屓にしている古書店(その名をブックオフと云う)で100円で購入したものだ。残念ながら100円コーナーにはランズデールの他の著作は見つからなかった。100円コーナー以外は眼中にない僕だが、一応半額くらいの棚も調べてみたけどやっぱりなかった。あっても買わないけど。こうなるともう残された選択肢は一つしかない。我が麗しの区立図書館。あまり品揃えが良いとはいえないくそったれ図書館だが、それでも今の僕にはたまごかけご飯と味の素のように切り離せない存在だ。気に入った作家のものはなるべく手元に置いておきたいがこの際しょうがないだろう。くそっ、僕は自分のお気に入りで揃えたライブラリーを眺めて恍惚とするのだ大好きなんだ。できれば本屋でも開きたいところだ。自分のためだけの本屋。客がいても構わないが、彼らはいちいち僕の講釈を聴かなければならい。あー、それはね、ハップとレナードというろくでなし中年コンビの話だよ。2人とも無職みたいなもんでいつも金欠、一人は目標のない自分に嫌気がさしていつも感傷的になってるような奴で、一人はマッチョな黒人のゲイだ。どっちもセックスのことしか頭になくてね、クソやらチンポコやら下品な言葉がワンセンテンスに二回は使われる、いかれたスプラッターストーリだよ。どうだい、君のようなボンクラにはぴったりじゃないか。などと。くっ、貧乏ってのは嫌なもんだよ。
(御見苦しい言葉遣いがいくつかありますが、お許しください。)