久しぶりにとんかつが食いたくなったので雨降りの中しょうがないので電車に乗って自由が丘まで。”自由が丘 とんかつ”で検索すると、”とんき”という店がまずピックアップされるようだが僕はその店はよく知らない。なんかいたるところで見かける名前なんだけどどこも同じ系列なんだろうか。僕が目指したのは”丸栄”。自由が丘のロータリー左の小道を入り、丁度マクドナルドの前にある。食通である?山本なんとかが絶賛したとかしないとか、そんな感じのとんかつ屋だ。とんかつとんかつと思いつつ足早に雨の中を歩いていたら、目に入ってきたのは、閉じられたシャッターだった。しばらく休業させていただきます、と張り紙つき。おいおい。こうなると俄然とんかつを食べないと気がすまねえ。”とんき”を探そう。って何処にあんだいそりゃあ。当然”丸栄”で食える、ロースカツとなめこ汁が食える、と思っていたため、”とんき”なんてまるでノーマークだった。それらしいところを捜索するも見当たらない。怪しげなとんかつ屋はあるんだが。くそっ、俺の人生なんてこんなもんさ、と毎度のごとく僻み根性に取り付かれたままとあるラーメン屋に。みそキムチ明太子ラーメンなるものを食す。まあ一口目はうまい。問題は半分を過ぎた辺りなんだよなあと思いつつつるつるやっていたら、やっぱり飽きてきた。飽きたのか満腹なのかよくわからないが、とにかくもうおいしさのピークは過ぎ去った。残すべからず、と教育され且つそれを実践してきた(出来る限り。気持ち悪くなる手前までは食う)意地で具だけは食いきったが、スープは無理よ。なぜとんかつは食えてラーメンは無理なのか。単純に容量が多いのか。日頃ろくなもんを食ってない僕の胃が大きくないのは確かだが、ラーメン一杯も食えないとはどういうことだ。女の子だって食ってるじゃん。ああ気持ち悪い。満腹すぎて気持ち悪いよ。もうラーメンを食うのはやめよう。つけ麺にしよう。油そばにしよう。いやいや蕎麦も捨てがたい。ああ、汁なし坦々麺があれば最高なんだが(本場である四川では汁がないことが多いらしい。一回成都で食べたことがある)。以上ラーメンのスープは半分でいいという酔っ払いの愚痴でした。明日こそとんかつ。