先日CD・DVDをあらかた売ってしまったのは既に書いた通りだが、その際、どこが良心的な値段で買い取ってくれるのか、というのが最大の問題だった。思いつくのは、disk unionやRECO fan、ブックオフくらいなのだが、ブックオフは論外だ。以前本を売りにいった時にカスみたいな値段を提示されたことがある。あそこはどうもものの価値を新しいか古いかくらいでしか判断してくれないようだ。買う分には、100円コーナーに掘り出し物があったりして嬉しいのだが、売るには適さない。おかしな価格設定をしていることもよくあって、HMVあたりの新品CDよりも高い価格で同じ中古CDが売られていたりする。どういうつもりなんでしょうか一体。で、どこがいいのかというのを調べた結果、フジヤエービックという店を見つける。中野にあるらしい。それほど遠くない。バイクの後ろに120枚ほどのCD・DVDの入ったダンボール箱を積んで中野まで。あんまりバンクするとそのまま地面に激突してしまいそうなので慎重に運転。中野の商店街にははじめてきたのだが、随分ごちゃごちゃしている。狭い通路の両脇にずらり店が並びどこまで続いているのか先が見えない程長い。それを延々北に進んでいくととあるビルに突入することになる。その3階だか4階だかに目的のフジヤエービックはあるわけだ。このビルにはまたマニアックな店が雑然と詰まっていてなかなか面白い。ヴィレッジ・バンガードという雑貨やだかCDショップだか本屋だかわからないような本屋があるが、それを拡大してビルにしたらこうなる、といった趣き。同人誌なんかを売っている店まである(”タコシェ”という名前)。ここにはまた顔を出してみよう。結局120枚の内110枚を買い取ってもらい、計36,000円だったかな。これは良いのか悪いのか。経験がないため判別できないが、予想していたよりは随分高く売れた。