真夜中のカーボーイ
正統派っていう印象があったんだけど、これ当時としては結構斬新だっんだろうか。なぜかリンチが頭に浮かぶ。そこそこ楽しめたんだけど、どうしても物語にのめりこめないのは、ジョン・ボイドの立ち位置がよくわからないため。彼はどういう役者なんだろうか。二枚目なのか。演技派なのか。どちらでもないのか。もしかしてかっこいいのかな。ある範囲の女性を熱狂させてしまうホルモンでも分泌しているのかもしれない。でも顔でかくねえすか。ホームベースじゃないすか。そこには疑問の余地はないはずだ。存在は疑問なんだけど。フジ「白い巨塔」に出演している伊武雅刀とダブる。今でこそ彼は独特の存在感を発揮しているものの、昔はもろ二枚目の役とかやってたからね。それはそれは子供心にも不思議でしたよ、なぜこの人がって。彼も顔の面積が広い。似ているのはそこだけなんだけど。そんな不思議を抱えていたので、いまいち集中できませんでした、はい。それとこの監督ジョン・シュレシンジャー。なんだ聞いたことねえ名前だなあってことで調べたら何本か撮ってるんですね。どれも観たことはないものの名前は知ってる作品は数本ある。でも「狙う女/恐怖の連続レイプ殺人」「サンタリア/魔界怨霊」「コードネームはファルコン」ってひでえタイトルだよこりゃあ。もしかしてB級監督なんでしょうか。