「スターシップ・トゥルーパーズ」

何かと話題になっていたこの作品、それでも僕は「虫は嫌いだ」という理由で頑なに観ることを拒んでいた。「エイリアン」も当然苦手だった。ほんと虫ってのは恐い造形をしている。蟷螂とか蜂とかの食事をどアップで映している番組なんかを観るとそれがよくわかる。過剰な暴力シーンや性描写が問題になることはよくあるが、こっちのほうがよっぽどまずいんじゃないかとすら思ってしまうグロテスクな映像だ。それでも今じゃそういう映像にも免疫ができたのかたんに不感症になったのか、内心「うわぁー」とか「えぐいな」とか思いつつもそれほど恐くもない。実際にゴキブリがでたら僕は逃げるけどね。
あらゆるタブーに挑んだ、とかいうのが宣伝文句らしいので、一体どんなもんなんだと期待していたんだけど、あんまりピンとこなかった。

バーホーベン監督のインタビュー記事↓
http://www.toyspress.co.jp/cinefex/meet/starship/meet_star1.html